●中等部について●
10代前半からの10年ほどは人間形成のためのベースとなる感受性や思考力、想像力、表現力を養う大切な時期です。そのためには他者と交流しながら学ぶことが不可欠です。学校はその手助けをしなければならない場所です。
ところが、いろいろな人間関係が原因で、学校や教室で心を開くことが出来なくなってしまうことがあります。あるいは「早く正確にできること」、「みんなと同じであること」を強く要求され違和感や疎外感を感じ、教室に行けなくなることもあります。 また、いろいろな理由から学習が不十分で、自分のペースで勉強したいと考えている人も大勢います。あるいは、中学卒業後、学ぶ意欲があるのに適当な学び場がない状況もあります。
珊瑚舎スコ−レは「思索と表現と交流の場」として学校を捉えています。生徒たちが自分の力で自分をゆっくりと育てるための手助けをする場です。クラスメート同士がお互いを認め合い、お互いの力を引き出しながら喜びと痛みを分かち合う「心の解放の場」としての教室を作ります。
●入学にあたって●
★ 就学期間・・・1年〜3年。(編入可)1年在籍したあと高等部に編入することも出来ます。
★ 通学について・・・8:50始業、16:00終業ですが、生徒のペースにあわせて通学してください。遅刻や早退という基準を設けません。なお、欠席する時は連絡をお願いします。昼食はお弁当を用意して下さい。
★ 寮について・・・通学が困難な満14歳以上の生徒はなかしもー寮を利用できます。
★ 異年齢で構成するクラスについて・・・自治的な感覚や協同性を身につけるためには有効なことです。上級生・下級生、年上・年下という枠ぐみによる紋切り型の人間関係を優先するのではなく、「一人の人間」の気持ちを大切にする自由で友好的な人間関係を育むことを優先します。
★ 時間割について・・・午前は個々の生徒の力に合わせた個別指導を中心とするサポート授業が組まれます。サポート授業は、生徒の状況によって必要とする期間は一定ではありませんが、段階を追いながら最終的には中学3年生の教科書の内容が理解できるようになることを目標にしています。午後は高等部の生徒との合同授業が中心になります。知識の量や技術の優劣よりも心や体の感性や思考力を磨くための授業ですから、年齢差や経験の違いがハンディーにはならず、逆に生徒たちの成長を手助けする時間になります。
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